あの頃の風景~両毛線の日常115系/107系~

皆さまこんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

さて、新型コロナウイルスの影響で外出自粛となっており、

旅行に行ける状況ではありませんので、

少し私の思い出なども書いていきます。

 

高校生までは両毛線沿線に住んでおり、高校時代は通学でも利用していました。

その頃の車両といえば、115系107系です。

 

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雪の積もる赤城山をバックに走る115系(上)と107系(下)

特に、モーターの唸る音がたまらなく好きでした。

 

115系湘南色で、東海道方面ならみかん電車などと言われますが、

地元の学生は「かぼちゃ電車(通称:カボ電)」と呼んでいました。

また、107系は白ベースに緑とピンクで「サンドウィッチ」。

ちょっと面白いと思っていました。

 

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雪の中を走る115系

 

また、どちらも手で開けるタイプのドアでした。

ドアが開く際には、空気音がしたのち「カチャ」と音がして微妙にドアが開くというものですね。

これが日常になり過ぎて、微妙にドアが開くという動作がないボタンで開閉するタイプの211系に統一された際、

ボタン式ドアを手で開けようとする人が続出するほどでした。

 

そういえば、今では半自動の開閉は当たり前になりましたが、

以前は冬季のみ半自動で、それ以外は自動で開閉していました。

確か前橋大島を過ぎると自動で開いていた?ので、都会に来た感がありましたね。

 

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セミクロスシート115系

 

ちなみに画像は非リニューアル車ですが、リニューアル車は暖房が強い、というイメージ。

暖房が強すぎて、金属部分が猛烈に熱くなっていたというのをよく覚えています。

 

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ロングシート107系

 

特徴的なことは、シートが窓側に向かって低くなっていること。

深く座れるので、ロングシートでもゆったりしています。

また、急行型の165系台車を流用していることからなのか、揺れが少ない印象がありました。

 

107系は3年前に、115系も2年前に引退しました。

107系に関しては一部上信電鉄に譲渡の上、700形としてデビューしました。

ただ、それ以外の編成や115系は全て廃車。

既に上京していた私は、結局最期の様子を見送ることはほとんどできませんでした。

 

あっという間に過ぎ去ってしまったあの頃の風景は、

今思えば、私の青春の1ページでしたね。